メインコンテンツにジャンプする

心臓・血管を中心とした循環器系領域における再生医療を確立するために

ホーム

経皮吸収製剤化したアセチルLカルニチン塗布が及ぼす皮下及び内臓脂肪への影響について


本研究は、2008年度 第29会日本肥満学会にてポスター発表を行っております。

目的

近年、Lカルニチンの経口摂取による体脂肪減少の影響が数多く検討されています。 しかし、経口投与では一般的に血中濃度の維持時間が短いため、有効性が疑問視されます。 そこで、より持続的な供給が可能である経皮から、経皮吸収製剤化を行ったアセチルLカルニチン(以下ALC)を投与し腹部脂肪への影響を検討いたしました。

方法

CNC製剤化ALC(パーツスリム:PartsSlim)を用いて、製剤の経皮吸収率および効果を塗布の前後で測定しました。 製剤の吸収率(BA)はWistar系雄性ラットを用いて評価しました。

効果の評価は40代女性4名を対象に、毎日2回腹部に塗布し2ヶ月間の変化を評価しました。 効果の指標としてCT断層撮影のデータより算定した皮下・内臓脂肪面積、ウエストサイズ、及び体重を用いました。 評価のタイミングは塗布前及び1、2月後といたしました。統計処理は一月ごとにpared T testを用いて評価を行いました。

結果

動物実験の結果:
ラットでの生物学的利用率(Bio Availability:BA)は経口投与群が15.7%、製剤塗布群では5.3%であり有効に吸収されていることが示されました。

上の図表を含めたレポートをダウンロード

ヒトでの評価:
各測定値は塗布前を[100%]とし、皮下脂肪面積は一月後[85.2%±10.9%]、2月後[82.8%±5.5%**]と減少いたしました。
内臓脂肪面積は一月後[87.0%±6.6%*]、2月後[94.1%±11.9%]と減少いたしました。

上の図表を含めたレポートをダウンロード

ウエストは一月後[98.2%±2.3%]、2月後[96.8%±1.2%*]と減少いたしました。
体重に関しては変化を認めませんでした。(*:P<5% **:P<1%)

上の図表を含めたレポートをダウンロード

結論

経皮吸収製剤化を行ったアセチルLカルニチン製剤(パーツスリム)を経皮的に継続して投与することにより、皮下脂肪及び内臓脂肪が有意に減少することが観察されました。 経皮からの持続的なアセチルLカルニチンの供給はメタボリックシンドロームの進展予防に有用である可能性が示唆されました。

【備考】
  • ヒトにおける評価は、外部有識者をメンバーに含む社内倫理委員会にて適切に審議を行ったプロトコールに基づいて行っております。
  • 【参考リンク】
メインコンテンツに戻る

| 個人情報の取扱いについて | ご利用にあたって |

(C) 2001-2017, Cardio Inc.